2024.4.1
令和6年度 研究助成申請要項
1.研究助成の趣旨
整形災害外科学の有意義な研究に対し助成を行い、その研究の向上発展と人材の育成を支援し、もって人類の福祉に寄与することを目的とします。
2.研究助成の対象及び研究者
(1)整形災害外科学の「臨床的研究」と「基礎的研究」とし、研究の成果が2年以内に期待される
ものとします(第7項参照)。
※ 申請時に「臨床的研究」と「基礎的研究」のどちらかを選択してください。
申請できるのはどちらか一つの研究で、1人1件とします。
ただし申請された研究区分は選考委員会の判断で変更する場合があります。
(2)研究代表者(申請者)は、申請時に満40歳以下で、実際に研究を行っていること、公益社団
法人日本整形外科学会の会員であること、また、申請にあたって大学の整形外科学教室
(又は講座)の主任教授(以下「推薦者」という。)の推薦を受けることを必要とします。同一
推薦者からの申請の上限は「臨床的研究」2件、「基礎的研究」1件までとします。
※ 公益財団法人整形災害外科学研究助成財団(以下「本財団」という。)が別に実施する
トラベリングフェローについての助成において推薦を受ける者であっても、本助成における推薦を受けられるものとします。
※ 個人研究であるか、グループ研究であるかは問いませんが、共同研究者の大数が
整形外科医であることとします。共同研究者の年齢制限はありません。
※ 過去に本研究助成金を受領した者は研究代表者として再度申請することはできません。
(3)一般病院・個人施設などからの申請を奨励します。
3.研究助成の内容
(1)研究助成額及び採択件数
1)臨床的研究
21件を採択します。
1件500,000 円×21件(総額10, 500,000 円 )
2)基礎的研究
7件を採択します。
1件500,000 円×7件(総額3, 500,000 円 )
※ 全国の大学を7つのブロックに分け、ブロックごとに、それぞれ定められた件数に応じて
採択します。ブロック及びブロックごとの採択件数は【別表】のとおりです。
※ 本財団が別に実施するトラベリングフェローについての助成において採択された者で
あっても、本助成における採択者となることができます。
(2)研究助成金の使途
研究目的を達成するために必要な費用に限りますが、特に費目の制限はありません。
4.申請方法
(1)申請書及び推薦状の様式は、 本財団HP(http://jotf.jp/)の「研究助成申請要項」より
ダウンロードしてください。
(2)申請者は、 申請書に所定の事項を記入し、推薦状とともにEメールに添付にて締切日までに
財団事務局に送付してください。なお、申請書は元のデータ形式のまま、推薦状は、推薦者の署名・捺印を得た後、PDFにしてEメールに添付してください。
※ 申請書、推薦状は郵送では受け付けできませんのでご注意ください。
※ 申請書、推薦状の送付先メールアドレスは、「12.申請書・推薦状送付先並びに問合せ」
をご覧ください。
(3)申請書は、項目毎の幅を変更することは構いませんが、文字サイズ10ポイント以上で、
全体で4頁以内としてください。
5.申請期間
(1)臨床的研究
令和6年7月1日から令和6年8月31日まで
(2)基礎的研究
令和6年8月1日から令和6年9月30日まで
(いずれも期日厳守)
6.選考方法
当財団の選考委員会の議を経て、理事会で最終決定します。
7.選考の基準
(1)この研究助成により、進展が予想できるものであることを選考の基準とします。
既に研究が完成しているものは採択いたしません。
(2)同一推薦者からの受賞者の上限は、臨床的研究1名、基礎的研究1名までとします。
(3)基礎的研究については、同一推薦者からの2年連続の受賞はできません。令和5年度
に基礎的研究の受賞があった次の7校は、令和6年度については
推薦をしないようにしてください。
※ 基礎的研究の令和5年度受賞校:札幌医科大学、東京大学、千葉大学、
名古屋大学、大阪大学、徳島大学、琉球大学
※ 臨床的研究については、上記の制限はありません。
8.選考結果の通知
選考結果は令和7年3月中旬までに申請者に対して文書により通知します。
9.研究助成金受領者の義務
研究助成金受領者は、下記の事項を遵守する旨の誓約書を本財団に提出するものとします。
(1)研究助成金受領者は、2年以内に研究を完了し、研究完了後速やかに「研究成果報告書」
及び「収支報告書」を提出してください。
(2)研究助成金受領者は、2年以内に研究を完了し、研究完了後1年以内にその研究成果を
査読のある整形外科学関連の雑誌で発表してください。
(3)研究助成金受領者は、その成果の発表論文に下記のように助成番号を付記してください。
(和文)(公財)整形災害外科学研究助成財団 助成番号○○○番
(英文) Grant of Japan Orthopaedics and Traumatology Research Foundation
No. ○○○
(4) 研究助成金受領者が本財団の維持会員でない場合は、助成金を受領した翌年度より
本財団の維持会員(年会費:15,000円)になっていただきます。
10.研究助成金の贈呈
第98回日本整形外科学会学術総会前日に開催される本財団事業報告会において贈呈式を
行います。
11.個人情報保護及び情報の公開について
(1) 本財団が本助成に関して取得する個人情報は、個人情報の保護等に関する法令に基づき
厳重に管理し、選考作業や助成の可否など本助成に関する業務に必要な範囲に限定して取り扱います。
(2) 助成が決定した場合、本財団は助成に関する情報を本財団ホームページ上に
一般公開します。
(3) 提出された申請書類等は採否に係らず一切返却しません。
12.申請書送付先並びに問合せ
【申請書送付先】
公益財団法人 整形災害外科学研究助成財団事務局
送付先メールアドレス:josei@jotf.jp
【問合せ先】
〒173-0037
東京都板橋区小茂根1-1-8 向原フラット415
公益財団法人 整形災害外科学研究助成財団事務局
電話 03-5966-9550
FAX 03-5966-9570
メールアドレス info@jotf.jp
(財団の業務日は、月・火・木・金曜日で、受付時間は10時~17時です。)
【別表】
ブロック | 都道府県 | 大学 | 採択件数 | |
---|---|---|---|---|
臨床 | 基礎 | |||
北海道・東北 | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟 | 北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学、弘前大学、秋田大学、山形大学、岩手医科大学、東北大学、東北医科薬科大学、福島県立医科大学、新潟大学 (11校) |
3 | 1 |
北 関 東 | 群馬、栃木、茨城、山梨、埼玉、東京(板橋区、文京区) | 群馬大学、自治医科大学、獨協医科大学、筑波大学、山梨大学、埼玉医科大学、防衛医科大学校、日本大学、帝京大学、東京大学、東京医科歯科大学、順天堂大学、日本医科大学 (13校) |
3 | 1 |
南 関 東 | 東京(港区、新宿区、品川区、大田区、三鷹市)、千葉、神奈川 | 東京慈恵会医科大学、国際医療福祉大学、慶応義塾大学、東京医科大学、東京女子医科大学、昭和大学、東邦大学、杏林大学、千葉大学、横浜市立大学、聖マリアンナ医科大学、北里大学、東海大学 (13校) |
3 | 1 |
北陸・中部 | 長野、富山、石川、福井、静岡、愛知、岐阜、三重 | 信州大学、富山大学、金沢大学、金沢医科大学、福井大学、浜松医科大学、名古屋大学、名古屋市立大学、藤田医科大学、愛知医科大学、岐阜大学、三重大学 (12校) |
3 | 1 |
近 畿 | 奈良、京都、大阪、滋賀、和歌山、兵庫 | 奈良県立医科大学、京都大学、京都府立医科大学、大阪大学、大阪公立大学、大阪医科薬科大学、関西医科大学、近畿大学、滋賀医科大学、和歌山県立医科大学、神戸大学、兵庫医科大学 (12校) |
3 | 1 |
中国・四国 | 岡山、広島、鳥取、島根、山口、香川、徳島、愛媛、高知 | 岡山大学、川崎医科大学、広島大学、鳥取大学、島根大学、山口大学、香川大学、徳島大学、愛媛大学、高知大学 (10校) |
3 | 1 |
九州・沖縄 | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 | 九州大学、福岡大学、久留米大学、産業医科大学、佐賀大学、長崎大学、熊本大学、大分大学、宮崎大学、鹿児島大学、琉球大学 (11校) |
3 | 1 |
計 | 21 | 7 |